まず、喜多さんがデザインの道に進むことになったきっかけから聞かせてください。
喜多:子どもの頃から絵を描いたり、何かをつくること自体はずっと好きでした。ただ、最初は一般大学に進学しようとしていたんです。でも、進学を目前にして「このまま進んで、将来自分は何をしているんだろう」とイメージが湧かなくて。それだったら、好きなことややりたいことをちゃんとやった方が楽しいなと思って、美術系の専門学校に進みました。
在学中は、具体的にどんなことを学ばれていましたか?
喜多:もともとウェブデザインやコーディング、パッケージ、エディトリアルなど、技術的なことを広く学んでいて、その後クリエイティブデザイン科に3年次編入しました。座学も少し増えましたが、内容としては大きく変わらず、「つくる」ことを軸に学んでいた感覚ですね。
ブランディングに惹かれたきっかけは何だったのでしょう?
喜多:卒業制作で、コンビニエンスストアのブランディング課題に取り組んだことが大きいです。広告って、どうしても時間とともに流れていくものですよね。それよりも企業の根っこにある考え方や価値観から関われる仕事の方が、もっと深いデザインができるんじゃないかと思って。そこから「ブランディングをやりたい」という気持ちがはっきりしました。







