國學院大學哲学科の在学中は、美学と宗教学を専攻し、知と身体経験の交わりについて学ばれていたそうですが、具体的にはどのような内容だったのでしょうか?
田中:美学の領域が一番の専門でした。美学といってもとても幅が広いのですが、自分が取り組んでいたのは、これまで言葉になっていないけれど美しいと感じられている現象をどう言語化できるかということです。特に、環境の美しさについて考えていました。
同時に、学生時代はずっと音楽をやっていて、自分自身が作家として制作することもあれば、作家の友人の相談に乗ることもありました。どういうものを作ったら面白いのかを考えること自体が、自分にとっては一番の楽しみだったと思います。仕事としてまったく同じことはできなくても、クリエイティブに近い領域で関われたらいいな、という想いはずっとありました。
学生時代は学問としての美学と、実践としての創作、その両方をされていたんですね。
田中:その中でいろいろ調べていくうちに、たきコーポレーションに出会いました。特にIGIはブランディングを軸にさまざまな業界のクライアントと関わっていると知り、自分が知らなかった世界に触れられるのではないかと感じたことが、応募の一番の動機でした。







