現在はVIラインのアートディレクターを務めていらっしゃいますが、実際にはどのようなお仕事をされていますか?
木野村:基本的には、プロジェクトが立ち上がる前の商談の場面から関わることが多いです。最初の窓口として関わり、提案がまとまると、チームで取り組みを本格化させます。私の場合、VIを軸にしながらも、もともとクリエイティブ畑出身ということもあり、アウトプットに関する部分にも多く携わっています。
具体的には、どういったアウトプットを?
木野村:まずはロゴをつくり、そこからルールを定め、マニュアルを整備します。これがVIの核になります。その先には、広告やキービジュアル、ツール制作、そして最近ではブランディング動画などへも展開しています。VI設計とアウトプット制作、その両方を行き来しながら、案件ごとにバランスを取りつつ進めていますね。