ブランドデザインカンパニー「IGI」- IGI Brand Design Partner
IGI Brand Design Partner

言葉を手に、クライアントと“共に創る”ブランディングの本質を見つけにいく
Copywriter 関根和貴さんインタビュー

コピーライターとしてキャリアを重ね、2024年7月にIGIへ入社した関根和貴さん。パーパスやステートメントの策定といった言語化の領域を中心に、クライアントの想いを丁寧に言葉として紡いでいます。プロモーションからブランディングへと軸足を移した背景には、「より長く、深くクライアントと関わり、貢献したい」という想いがありました。今回は、ブランディングの醍醐味や日々のインプット、そして関根さんが描くIGIのこれからについて伺いました。

Speaker

関根 和貴Sekine Kazuki
Copywriter
2024年TAKI CORPORATION入社。筑波大学社会・国際学群卒業後、コピーライターとしてのキャリアをスタート。BtoB・BtoCを問わず、さまざまな業界のコンセプトやネーミングの開発、プロモーション企画、商品・サービスのブランディングに従事。IGIでは、パーパスやステートメントの策定から、インナーブランディングの浸透施策、クリエイティブ制作まで幅広い支援を担う。

ブランディングの核は“共に創る”こと

関根さんはコピーライターとして数社を経験された後、2024年7月にIGIに入社されたそうですね。

関根:はい。ブランディングの仕事がしたいと思い、IGIに入りました。

その想いは、どんなきっかけから生まれたのですか?

関根:前職はプロモーション系の会社で、瞬間的な話題化や拡散を狙うものを目指して、コピーをはじめさまざまなクリエイティブの制作に携わっていました。
それはそれで面白かったのですが、どうしても短期的なプロジェクトが多く、クライアントにとって本当に効果のある施策、言い換えると、長期的に見てきちんと事業成長につながる施策を提案・実現できているのだろうか、と疑問を感じることも増えていて。
もっと長い目、高い視座でクライアントに貢献できる仕事がしたいと思っていた頃、「パーパスブランディング」という考え方に注目するようになりました。
コピーライターとしてもより一層力を発揮できそうだと感じて、そこから本格的にブランディングに関わりたいと思うようになりました。

なるほど。では、IGIではどんなお仕事をされていますか?

関根:コピーライターとして、パーパスやステートメントの策定、ミッション・ビジョン・バリューなどの理念体系の言語化を主に担当しています。
その他の仕事も多く、コンセプトコピーやタグライン、ネーミング、キャッチコピー、ボディコピーなどコピー全般を手がけています。
最近では、大日本図書館さんのブランドブックの制作にも携わらせていただきました。
パーパス浸透のために、手元に置いておくバイブルではなく、より実用的なコミュニケーションツールとして、これまでにないブランドブックがご提案できたのではないかと思っています。

ブランディングに携わってみて、仕事の捉え方に違いはありますか?

関根:同じところもありますが、やはり違う部分も多いと感じます。
いちばんの違いは、プロモーションや広告制作では“最終的なアウトプットがすべて”という点です。
成果物が良ければ評価される、という側面が強かったんですね。
一方で、ブランディングはもう少し「プロセス」に重きが置かれるというか。
途中での合意形成や、関係者をどう巻き込んでいくかといった部分がとても重要で、そこを丁寧に進めていかないと長期的な伴走は難しいと感じます。
最終的にはパーパスやステートメントといったアウトプットももちろんありますが、そこにたどり着くまでの過程をどうつくるか。そのプロセスこそがブランディングの本質の一つなのだと、IGIに来てから強く感じています。

お仕事で感じる“喜びの違い”もありますか?

関根:プロモーションのときは、短期間での売上やKPIの達成といった“瞬間風速的な喜び”が多かった印象です。
ブランディングは長期的なお付き合いになる分、クライアントと顔を合わせてコミュニケーションをとれる機会が多く、チーム感が生まれていく。共に考え、形にしていく過程に“共創”の感覚があります。お互いに信頼しながら同じ目標を目指す、その一体感がやりがいにつながっています。
以前は自分のアウトプットに対するクライアントからの評価や個人的な達成感の部分がやりがいでしたが、今は“パートナーとしてクライアントと一緒に喜べる”瞬間が多いですね。そこがブランディングの面白さだと思います。

ページをめくるたびに、昨日の自分を越えていく

コピーライターの方って膨大なインプットをされているように思いますが、関根さんは最近どんなインプットをされていますか?

関根:改めてなんですけど、“本を読むこと”に時間をかけています。
ここ数年は、仕事の資料や情報収集もスマホやパソコンで完結させていたんですが、効率よく情報を得られる一方で、もう少しじっくり考える時間を持ちたいなと思うようになっていました。

意識的に“読む”時間を持つようになったんですね。

関根:そうですね。これからはコピーライターとしてだけでなく、ブランディングディレクターとして前に出ていく機会がどんどん増えていくので、たとえば、その延長で、ファシリテーションの力をもっと身につけたいと思うようになりました。IGIにはファシリテーションに非常に長けたメンバーが多く、現場に同席するたびに刺激を受けるんです。調べてみると、ファシリテーションに関する本って意外と多くて、読んでみるとどれも参考になることが多いんです。

とても意欲的ですね。

関根:今は、少しでも昨日より今日の自分をアップデートしていく感覚を大切にしたくて、15分でもいいから読書の時間を確保するようにしています。
あえて紙の本を選んで読んでいるのですが、やっぱり落ち着いてインプットできるんですよね。
ページをめくる感覚に癒されるしちゃんと頭に残る感覚もあって、改めて本を読むことの良さを実感しています。

多様な強みが響き合い、よりクリエイティブな集団に

IGIの雰囲気や特徴についてはどう感じていますか?

関根:クライアントに対して本当に真摯だなと感じています。
クライアントのチーム体制や関連部署、企業文化を丁寧に理解しようとする姿勢があり、ヒアリングや要件整理も細やか。
提案に対してもきちんと説明を尽くすなど、“当たり前のことを当たり前にやる”ことを、長期的なプロセスの中で積み重ねている印象です。
どの案件でもその姿勢は共通していて、そこがIGI全体の大きな強みだと思います。

関根:あと、社内の雰囲気もとても心地いいですね。親しくなっても礼儀があって、お互いをリスペクトしている。
相手の話をきちんと聞く人が多く、穏やかだけど芯が通っていて、人との距離感の取り方が本当に上手い人が多いと感じます。

そうした環境だからこそ、関根さんの持ち味もより生かされそうですね。たとえば、IGIを象徴するものがあるとしたら、どんなものでしょう?

関根:社名とコーポレートカラーがまさにそうだと思います。
「IGI」は”意義”や”異義”を連想させ、言葉に重みがありますし、それに加えて、グリーンのカラーにも誠実さを感じます。グリーンってどこにあっても少し心が和らぐ色ですよね。IGIのグリーンは明るさもあって、人を前向きにする色でもあると思います。
パーパスに込められた「今より明るい」ほうへという想いにも通じる気がしているんです。

そんなIGIで、今後どんな目標を持っていますか?

関根:IGIに入社してからは、コピーライターとしての活動に加えて、ブランディングディレクターの役割を担う機会が増えてきました。
今後は案件全体の進行やディレクションをより中心になって担いながら、“コピーに強いブランディングディレクター”として成果を出していきたいと考えています。

その一環として、現在取り組んでいるのが、クリエイター発のワークショップです。
これまではプランナーが設計することが多かったのですが、アウトプットを担う私たちクリエイティブ側が主導することで、より実践的な内容にできると感じています。
直近では、自分が中心となってワークショップの設計からアウトプットの制作までを手がける商品ブランディングが進行中です。まさに今、その取り組みにいちばん力を入れています。

最後に、IGIが今後どんなふうになっていくといいと思いますか?

関根:IGIにはコピーライターだけでなく、デザイナーやプランナー、広報やプロデューサーなど、さまざまな職種の人がいます。
それぞれが自分の専門領域を深めながら、ブランディングという共通の軸でつながっていく。
そうした有機的な関係が生まれることで、より良い成果が生まれると思っています。
最終的には、一人ひとりが自分の武器を磨きながら、クライアントにとって最善のブランディングを提案・実現できる。
そんな“クリエイティブな集団” を目指していきたいですね。

取材・執筆:船寄 洋之

お問い合わせフォームは
コーポレートサイトへリンクします

たきコーポレーションへ移動
CLOSE