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企業名:株式会社タナベコンサルティンググループ
業種:経営コンサルティング
課題:TCGの中核であり続ける「経営理念」を起点に、未来の社会に向けた貢献価値として「パーパス」、自社の価値観として「バリュー」を策定する
企業名:株式会社タナベコンサルティンググループ
業種:経営コンサルティング
課題:TCGの中核であり続ける「経営理念」を起点に、未来の社会に向けた貢献価値として「パーパス」、自社の価値観として「バリュー」を策定する
日本の経営コンサルティングのパイオニアであるタナベコンサルティンググループは、創業当初の1957年から、「企業への愛」から始まる経営理念を掲げ、企業繁栄に奉仕し、広く社会に貢献してきました。現在でもTCGの「こころざし」として生き続けている現状の経営理念は、長い年月の中、社長から社員まで大切に継承されてきました。65周年を迎える中、未来に向けて、共感され、夢や希望を持てるような新しいメッセージが必要であると考え、パーパス、バリューを策定し、キービジュアルも作成しました。
プロジェクトのスタートは全社員のワークショップで集めたキーワードの分析から始まりました。次に、経営層の考えや意見を把握するトップインタビューを実施。そして複数回に渡るワークショップ、そしてプロジェクトメンバーとのディスカッションを重ねていきました。これらのプロセスを通じて、経営理念を軸としたPurpose(貢献価値)・Value(私たちの価値観)を新しい時代に即した形で改めて言語化。Philosophy(経営理念)から始まり、その先のVision(中長期経営計画)・Promise(クライアントや社会との約束)につながっていく理念体型図は、この先100年先を見据えるTCGの方向性を示しています。
『その決断を、愛でささえる、世界を変える。』というパーパスは、創業当初からの経営理念「企業への愛」を元に策定された大切なパーパスです。社内外含めてパーパスをより浸透させていくために、使い勝手が良く、”浸透のシンボル”となるようなキービジュアルを作成しました。コーポレートカラーであるグレーとネイビーと相性の良いカラーであり、新たなブランドパーソナリティで定めた「親しみやすさ」「未来」を感じられるようなカラーでもある、ライトブルーを採用。これから100年先の未来においても、世界中の企業の決断に愛を持って寄り添い、世界を変えていく。そんなタナベコンサルティンググループの志を、都会の夜明けの街の写真で表しています。