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企業名:アイレット株式会社
業種:クラウド事業を中心としたITソリューションサービス
課題:会社の成長に伴って、大きく変化した社内外の環境と、2010年に策定した理念体系の間に隔たりを感じるようになっていた。
企業名:アイレット株式会社
業種:クラウド事業を中心としたITソリューションサービス
課題:会社の成長に伴って、大きく変化した社内外の環境と、2010年に策定した理念体系の間に隔たりを感じるようになっていた。
2010年のcloudpackサービスの立ち上げ時に策定した理念体系。この理念体系をもとにアイレットは成長を続けてきたが、2020年を迎えるにつれて、大きく変化した社内外の環境との間に隔たりを感じるようになっていました。こうした変化に対応し、さらなる成長を続けるための、指針として新たな企業理念を策定に取り組むことに。アイレットが世の中に存在する意義を明文化するブランディングプロジェクトです。
プロジェクトのスタートは経営層の考えや意見を把握するトップ(経営層インタビューと、現場の思いや意見を把握するグループインタビュー。経営と現場どちらにもインタビューを行い、ギャップを洗い出します。それを元にワーク内容を設計し、毎回約3時間強のワークショップを全8回にわたって、様々な議論を重ねていきました。
アイレットの理念体系として定めた項目は、PURPOSE(存在理由) / VALUE(自社価値) / NEEDS(求められるニーズ)と、PURPOSEの達成に向けて社員が行動に移すための4つの価値観です。これらを体系図としてまとめ、さらに社内への浸透のためのブランドブックとして制作しました。
実際のワークショップするプロジェクトメンバーとして参加したのは、部署も拠点も異なる11名の方々。約半年にわたり、議論を重ねていきました。期間中に新型コロナウイルスの影響によって、対面でのワークショップが不可能になるという状況に見舞われたにもかかわらず、オンライン形式にて続行。無事に、新しい理念体系は生みだすことができました。
「社員の声と手によって導き出すことにこだわったのは、アイレットのいちばんの資産が社員の皆さんにほかならないから」だと、事務局の方から伺いました。社員から必要とされ続ける未来にむけて、アイレットは新たな一歩を踏み出しています。