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企業名:川重冷熱工業株式会社
業種:吸収冷温水機/冷凍機、ボイラの専門メーカー
課題:創立50周年の節目に社員の意識変革と企業価値の再発見・向上を目指す。
企業名:川重冷熱工業株式会社
業種:吸収冷温水機/冷凍機、ボイラの専門メーカー
課題:創立50周年の節目に社員の意識変革と企業価値の再発見・向上を目指す。
2022年3月に創立50周年を迎える川重冷熱工業。SDGsや脱酸素社会などといった新たな時代の流れは、業界全体にも大きな変革を求められていました。このような背景のなか、来る新しい時代に邁進するべく、社員の意識変革と企業価値の再発見・向上を目指す50周年プロジェクトが立ち上がります。「内側からの変革」を旗印に、企業のビジョンから見直すインナー/アウターブランディングを一緒に行いました。
インナーブランディングとアウターブランディングという双方の目的を見据えていたことから、ビジョン・スローガン・達成目標の策定からVI、WEB、ムービー、各種浸透ツールといったクリエイティブ開発の全てまでをワンストップで行うブランディングプロジェクトとしてプラニングしました。
ビジョン・スローガン・達成目標の策定フェーズでは、2030年を見据え全社横断メンバーを選出し、約4ヶ月にわたってワークショップを実施。さらに、経営層インタビューや社員グループインタビュー、全社員アンケートなどを効果的に取り入れ、策定プロセスの時点から浸透の観点を交えたプロジェクトを設計・運営・実施。インナーブランディングを強く意識したプロジェクト進行が狙いです。
策定後の浸透施策のフェーズでは、プロジェクトチームのみなさまが自ら積極的に行動につなげ、ブランディング活動を継続。現在は全国にある支店へ実際に足を運び、ビジョン・スローガンや達成目標の浸透および啓蒙活動を展開中です。社員一人ひとりがビジョン・スローガン・達成目標を自分ごと化し、行動にうつすことを目指した50周年プロジェクトとなりました。
制作フェーズでは、社員のみなさまと策定したビジョン・スローガンをクリエイティブ領域へと一気通貫させ、社員の想いと意志を色濃く発信する新イメージを制作。また、WEBとムービーには社員の方々にも実際に参加・出演いただく企画を盛り込み、周年事業の盛り上げと社員のモチベーションアップ、企業イメージの刷新を図りました。
本プロジェクトで制作したブランデッドムービー「やりたい!を、やってやろう。」は、ショートショートフィルムフェスティバル BRANDED SHORTS 2022 ショートリスト作品に選出されました。