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企業名:株式会社両備システムズ
業種:ICTサービス
課題:専業特化領域ごとに分社していた6社合併に伴うブランドコンセプトの策定及びそれを軸にしたブランディングの推進。
企業名:株式会社両備システムズ
業種:ICTサービス
課題:専業特化領域ごとに分社していた6社合併に伴うブランドコンセプトの策定及びそれを軸にしたブランディングの推進。
2020年1月に事業の拡大を目的として、両備システムズを含めた関連企業6 社が合併。翌年の2021年より売上目標に向けた中期経営計画の第一期がスタート。目標達成に向けた着実な歩みを促進するため、社会における存在意義を明確にしたブランドコンセプトを策定しました。
また、ブランディングを力強く推進するため、ブランドコンセプトに基づいたダイナミックアイデンティティを開発し、各種ツールに展開していきました。
6社が合併し、社内一丸となり全員が同じ方向を向いて進んでいきたい、そしてそれをアウターブランディングにもつなげていきたいという背景があったため、全社員の意見を尊重し、調和させるべく、社員の誰も取り残さないことを目指したプロセス設計を行いました。
全てのレイヤー、全社員を巻き込むプロセスを経て、ブランドコンセプトは策定されました。経営層へのインタビュー、全社員へのアンケートから議論の種を拾い、ワークショップメンバーと一緒に議論を深めていきました。
1チーム5-6名で、3チーム。5時間×4日間。コロナ禍の影響に配慮して、4日間すべてオンラインにて実施されました。ワークショップ期間中には、全社員との接触を図るために、進捗を知らせる告知ポスターを社内の様々な場所に張り出していただきました。
4日間のワークショップにより導出されたブランドコンセプト案を全社員アンケートにかけ、そこから抽出した意見も反映し、ブランドコンセプトは完成しました。
ブランドコンセプトの浸透をより加速させるために、2つの四角形からなるビジュアルをダイナミックアイデンティティとして策定。
両備システムズのロゴの頭文字である「両」の字から抽出したグリッドをガイドにし、二つで一つを形成する構造にすることで、ブランドコンセプト「ともに挑む、ともに創る。」の意味を込めました。
未来への扉を象徴させ、「両開き」を意味するネーミングです。